ARM版WindowsでVHDxBoot 3

ARM版Windows用のデバイスドライバの抽出をする

DISM++でドライバの抽出を行う

前回作成したWindowsのイメージを展開したVHDxをBCDeditで登録してブートセレクターで選択しても途中で止まります。理由はWindowsのイメージにSurface Pro X用のデバイスドライバが存在しないため、Windowsが起動したタイミングでストレージを見失うからのようです。
このため現在動作しているWindowsからドライバを抽出してVHDxのイメージに書き込んでデバイスが正常に認識できるようにする必要があります、今回はDISM++を利用してドライバの抽出を行います。

githubからダウンロードしてきたDISM++を適当なところに展開します、今回はARM版WindowsがターゲットですからDism++ARM64.exeを起動します。
コントロールパネルからドライバの管理を選び、「すべて選択」→「エクスポート」の順にクリックしてドライバをエクスポートします、保存先は任意の場所を選ぶとフォルダを作って出力されるので適当にフォルダを作ってそこを指定します。
フォルダを指定するとエクスポートが始まりますので終わるまで待ちます。

出力の最後にエラーが出ますが問題ないのでそのままOKボタンを押します

エクスポートしたドライバが指定先のフォルダの配下にできているのを確認します。
次回はVHDxにエクスポートしたドライバをインポートしていきます。