siologについて
siologはLinuxやWindows10(Ver.1803以降)で使用できるcurlコマンドを使ってサーバーにデータを送信します。
テキストをsiologに送信する際にタグを付けて送信することができるため用途に応じて分類分けが可能です。
さらに、送信されたログデータをリアルタイムで表示することができ、ログ中の特定の文字列を判別しWebとLineによるPush通知に対応しています、これによりログの監視を容易にすることができます。
siologを試してみる
"デモ用siologを新しいウインドウで開く"でsiologを開きます。
次にWindowsならコマンドプロプトかPowershellを開いて以下のコマンドを実行します
curl https://siolog.abt.jp/post/ba36df4b366f47a8?msg="TEST"
正常に送信できるとOkを表示し、siologに送信されたコマンドを受信した時刻とTESTの文字列が表示されます。
日本語なども使えますが送信時にエラーが出る場合には
curl -G https://siolog.abt.jp/post/ba36df4b366f47a8 --data-urlencode "msg=日本語メッセージ"
で送信を試してください。
タグをつけて送る場合には
curl -G https://siolog.abt.jp/post/ba36df4b366f47a8 --data-urlencode "msg=日本語メッセージ" -d "tag=tag_1"
または
curl -G https://siolog.abt.jp/post/ba36df4b366f47a8 --data-urlencode "msg=文字列フィルタ" -d "tag=tag_2"
で送信することができます、サンプルとしてtag_1とtag_2が、文字列フィルタに「文字列フィルタ」が設定されています。タグ付きのメッセージは左上のメニューから絞り込みができます、文字列フィルタに登録してある文字列を含むメッセージが送られてきた場合には色が変わります。
siologの主な機能
・ログ表示ログの表示画面ですsiologサーバーに送られてきたテキストメッセージはここに表示されます。
テキストメッセージ送信時にタグを指定することでタグによる絞り込みと、設定で指定した特定の文字列に応じてログの表示色を変更することができます。
・表示期間指定
ログの表示期間を開始日 - 終了日を指定して表示することができます。
設定画面
・一般
siolog閲覧専用UrlやIDとPassの入力不要なログイン用のUrl、siologにログをポストするためのUrlが確認できます。
それぞれのUrlは任意に変更可能です。
・アカウント
ログインIDおよびパスワードの変更、アカウントの削除が行えます。
アカウントの削除はログやログアーカイブも全て消えますので必要な場合には削除前にダウンロードをしてください。
・タグ
メッセージを送信する際にタグをつけてsiologサーバーに送信することができます。
※タグは1つのメッセージについて1つのみ対応しています、複数のタグをつけて送信することはできません。
・文字列フィルタ
表示するログに着色と通知の設定ができます。文字列の判定には正規表現(一部制限あり)が使えます、判定はリストの上部から行われて最初にマッチした色と通知設定がログに反映されます。
※通知を行う場合には通知設定画面で通知の設定が必要です
・通知
通知を設定できます、文字列フィルタで通知を設定した場合にはこの画面で通知の設定を行う必要があります。
通知先はWebのPush通知、Twitter(廃止予定)、lineが使用できます。
・ログ管理
ログのダウンロード、ログの消去、ログの保存期間などの設定が可能です。
ログの保存期間は1~12か月の設定が可能です(デフォルトは6か月)、保存期間を過ぎたログはログアーカイブに圧縮して保存されます。